フランス「イギリス近海の漁場うめえwww」EUの謎規制でイギリスの9倍の魚を乱獲してた [無断転載禁止]©2ch.net [788520118]

http://mainichi.jp/articles/20160620/ddm/007/030/080000c

　英国は１９７３年、ＥＵの前身である欧州共同体（ＥＣ）に加盟した。
当初は加盟に否定的だったが、ＥＣ加盟国の独、仏の経済成長を見て方針転換した。
条件の一つが、自国の領海で加盟国の漁を認める漁業政策に加わることだった。

　ＥＵは水産資源保護のため、漁獲量も制限する。
海域、魚種ごとに各国に漁獲許可量を割り当てた。
海に囲まれた英国は領海の多くを各国に明け渡す形となり、一部の海域では仏などが英国の割当量を上回る「逆転」現象が生じた。

　昨年、ブリックハム周辺での英国のタラの割当量は３８４トン。
仏は約９倍の３５６８トン、アイルランドは９０１トンだった。「仏はやりたい放題だ」。
漁船操縦士のディーン・トーマスさん（４２）は訴える。

　ＥＣ加盟後、英国漁業は縮小が続く。
加盟前の１９７０年と２０１４年を比較すると、漁獲量は約９５万トンから約４５万トンに、
漁師は約２万１０００人から約１万２０００人に半減。
割当量を超えた漁はできず、漁師の収入は低水準で固定された。
ブリックハム漁船組合のバリー・ヤング理事（４５）は「既にいくつかの漁港が閉鎖された。
このままではこの町も１０年後になくなる」と、うめくように語る。