安倍ぴょん「あのさあ！憲法改正が嫌なら対案を出そうよ！ねえ、ガキじゃないんだからさあ！」 [無断転載禁止]©2ch.net [323988998]

民進、協議に再び慎重

　憲法論議に誘い込もうとする動きに対し、民進党は再び与野党協議に慎重になっている。
民進党は自民草案を「国民の権利を軽んじている」として撤回を求め、ハードルを高くした。
蓮舫代表は２６日、記者団に「憲法審査会は、固定の党の草案を丸ごと審議する場所ではない」とも指摘した。

　蓮舫氏は代表選では審査会の議論には参加する意向を示し、岡田克也前代表の「安倍政権での改憲に反対」との路線からの転換を示唆。
しかし、代表就任後は改憲論議の優先順位を「積極的に高めることはあり得ない」と語るなど再転換した。
憲法担当の常任幹事には枝野幸男前幹事長を起用。枝野氏は、首相の振る舞いが改憲への与野党協調を壊すと批判し続けており、
「安倍首相は究極の護憲派」と皮肉るほど。民進党は「安倍改憲」に抵抗する構えに回帰しつつある。

　背景には、野田佳彦幹事長起用などへの反発が広がり、党内対立を回避したいとの事情がある。
民進党は「未来志向の憲法を国民とともに構想する」と掲げるが、幅広い立場の議員を抱え一致点を見いだすのは難しい。
衆院憲法審査会の会長代理に就いた武正公一氏は「党としての考えをまとめる必要がある。
草案を作るかも含め議論したい」と語ったが、党内には「現行憲法が対案だ」（閣僚経験者）との声も。
蓮舫氏は２３日の毎日新聞のインタビューで「憲法審査会は党の考え方をまとめなければ（議論に）入れないとは思っていない」としたが、
党見解を示せない状況が続けば、改憲派から「対案がない」と攻撃される可能性が高い。

　共産、社民、生活の３党は護憲色が強く、民進党が論議に踏み込めば野党共闘を保つにも得策ではない。
共産党の志位和夫委員長は２６日の党会合で「間違った政治に正面から反対すること自体が、野党の大事な仕事だ」と語り、
蓮舫氏が対案路線につけ込まれて首相側に主導権を渡さぬようクギを刺した。【葛西大博、松本晃】
http://mainichi.jp/articles/20160927/ddm/003/010/136000c